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Yoshiaki.U

2025.02.04

PROFILE

[Yoshiaki.U] 所属:研究開発本部 ライフサイエンス研究所 土浦 入社年度:2020年入社

※所属は掲載当時の情報です

学生時代の研究テーマと入社動機を教えてください。

学生時代、私は食品機能学の研究室に所属し、ポリフェノールをはじめとするさまざまな成分が脳や運動神経に与える影響について研究していました。就職活動をする中で、いくつかの企業の研究職に興味を持ちましたが、最終的に三菱商事ライフサイエンス(MCLS)への入社を決めた理由は、私が所属していた研究室とMCLSが共同研究を行っていたことにあります。このつながりをきっかけに、MCLSの事業内容に興味を持ち、さらに三菱グループが持つ強力なグローバルネットワークに魅力を感じました。もし良い製品を開発できれば、そのネットワークを通じて世界中の人々に届け、人々の健康向上に貢献できるのではないかと思い、この会社でのキャリアを選びました。

現在の仕事内容を教えてください。

現在、私は主に2つの業務に携わっています。1つ目は、すでに開発された製品の健康機能を検証することです。具体的には、動物細胞や臨床試験を通じて、製品がどのような健康効果を持っているのかをデータとして証明しています。例えば、美白効果があることを実証し、そのデータを営業チームが販促活動に活用できるようにしています。2つ目は、ゼロから新しい素材を開発することです。この過程では、どのように素材を作り、その素材にどんな機能性があるのかを一から研究・開発しています。

仕事において大変なことはありますか?

仕事において大変なことは、常に幅広い知識を必要とし、新しい技術や世の中のトレンドに敏感でなければならない点です。1つの製品をつくるにも、どのようにつくるか、どんな機能があるか、安全性はどうか、お客様のニーズにどう応えるかなど、さまざまな要素が絡み合って初めて良いものができあがります。その中で、最新の知見を生かしつつ、製造や品質の面など多くの要素を積み重ねていく作業は非常に挑戦的です。また、私一人では完結できない部分も多いため、社内外の多くの人々と協力し合い、知識やアイデアを集めながら進めていくことが大切です。このチームワークがとても重要で、時には大変さも感じますが、その分、共に成果を上げていく喜びを感じられる瞬間があり、楽しさを実感しています。

同期との交流はありますか?

会社全体で同期との交流の機会は多くあります。研修などで顔を合わせることもありますし、プライベートでも同期と一緒に食事に行くことがあり、こうした交流を通じて自然と繋がりが生まれています。また、同期と一緒に仕事をする機会も多くあります。特に営業の同期とは、お客様のニーズに対してどういった提案ができるかを一緒に考えることが多いです。お互いに遠慮せず率直に意見を言い合える点は同期同士ならではの良さだと思います。

今後経験したい業務はありますか?

今後はお客様のニーズをより深く体感できるような仕事に挑戦したいと考えています。実際に自分の目でニーズを見て体験することで、どんな素材が求められているのか、どんな製品が人々の健康に貢献できるのかというヒントを得られると考えています。これまでの仕事や大学院での研究を通じて知識を深めてきましたが、今後は営業の現場でお客様とより近い距離で関わりながら、多角的な視点を養い、幅広い知識を活かしてさらに魅力的な製品を生み出せるようなスキルを磨いていきたいです。

今後の目標・挑戦したいことを教えてください。

今後の目標は、新しい製品や素材を世界中で認知される存在にすることです。具体的には、既存製品のデータ提供と新素材の開発を通じて、世界中で「三菱商事ライフサイエンスといえばこの製品だね」と言われるような、広く認知される製品をつくり上げることを目指しています。さらに、自分自身もその素材に対して積極的に研究成果を発信し、業界や研究機関から認知される存在となることで、会社全体に貢献できる立場を目指して努力していきたいと考えています。

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「挑戦」・「共創」・「誠実」
世界中の人々においしさ、健やかさ、美しさを。