
[Mizuki.O] 所属:化粧品事業部 営業部 サンケア課 入社年度:2022年入社
※所属は掲載当時の情報です
現在、私はサンケア課に属しており、販売業務と原料の輸出業務を担当しています。化粧品の中でも特に日焼け止め原料を主に担当しており、その他にも、美白用の原料や医療用の原料なども担当しております。輸出業務の基本的な流れとしては、まず海外のお客様から「こういった製品を求めている」という依頼が届きます。その後、私たちはそのニーズに応じて、日本国内のサプライヤーに製品の手配を依頼し、価格設定や輸送の手配を行います。商社のような役割を担いながら、お客様とサプライヤーを繋げて、スムーズに取引が進むよう調整しています。
海外営業で一番のやりがいは、何と言っても日本とは異なる文化や考え方に触れられる点です。気候や人々の価値観、さらには肌の色や生活習慣が影響し、国や地域ごとに求められる製品やサービスが異なります。こうした違いを実感しながら、それぞれの地域に合った提案を行うことが、海外営業の大きな魅力だと感じています。また、物理的な距離があるため、メールや電話だけでは伝わりづらいことも多くあります。だからこそ、実際に現地に足を運び、自分の目で現場を見て、直接お客様と対話することで、より深い理解を得られるのも、海外営業ならではのやりがいだと思います。
大学では国際関係を学び、短期ですが留学も経験しておりその経験が今の仕事に役立っていると感じています。海外の文化や言語に触れることで、異なる文化や価値観を理解する力を養えたことはとても貴重な経験でした。また、学生時代は勉強だけでなく、旅行に行ったり、アルバイトをしたりと、さまざまな経験を積むことができました。自由な時間があったからこそ挑戦できたことが、自分の成長に大きく繋がり、今の自分を形作る土台になっていると思います。
初めて送ったメールが英語だったことを今でも覚えています。それがきっかけで、英語の勉強から始め、ビジネス英語や海外取引について多くのことを学ばなければならず、大変なスタートでした。また、私が取り扱う製品は化粧品原料ですが、これらの製品は国によって規制が異なります。例えば、アメリカでは日焼け止めが化粧品ではなく医薬品として扱われるなど、法律や契約に関する理解も求められました。最初は新しいことを学ぶことが多く、文化や規制の違いに苦労しましたが、それを乗り越えた経験が今では自信に繋がっています。
業界特有の用語を覚える必要はありますが、基本的には中学・高校レベルの英語力で十分だと思います。確かに、英語を使ってネイティブの方とコミュニケーションを取ることもありますが、地域によっては英語が母国語でない方も多いです。そのため、難しい単語を使うよりも、シンプルで分かりやすい英語の方が伝わりやすいこともあったりします。最初は言葉の壁を感じることもあるかもしれませんが、基礎的な英語力があれば、十分に仕事で活かせます。英語に自信がない方でも、業務を進めていくうちに自然と身についていくので、心配せずに挑戦してほしいと思います。
私の目標は、いずれ海外駐在員として活躍することです。実際、昨年には上司や先輩が欧州に駐在することが決まり、会社としても海外人材を増やしていくという流れがあると感じています。これまで営業として培った知識を活かし、海外拠点での仕事に挑戦できるのは、非常に魅力的なキャリアパスだと思っています。当社ではまだ海外人材が少ないと感じておりますので、自分自身がレベルの高い海外営業の人材として成長し、会社の拡大に貢献できるよう努力していきたいと考えています。将来的には、グローバルな視点を持つ人材として、会社の成長を支える一員になれるよう、日々成長していきたいです。
社会人になって実感しているのは、幅広い知識や経験があると、どんなお客様とも自然に会話できるということです。学生時代だからこそできることがたくさんあります。もちろん勉強も大事ですが、それだけにとらわれず、アルバイトや旅行、友達と遊ぶなど、いろいろな経験をすることが大切だと思います。社会人になると、どうしても時間に制約が出てきますから、今だからこそできることを最大限に活用して、自分の視野を広げてほしいと思います。自分が楽しめることに挑戦し、色々な人と交流を深めることが、社会人生活でも必ず役立つはずです。学生時代の今しかできないことを大切にしてください。