
[Kentaro.U] 所属:ニュートリション事業部 営業マーケティンググループ 海外営業課 入社年度:2012年入社
※所属は掲載当時の情報です
最初の担当業務は、中四国支店での加工用調味料の営業で、酵母エキスやグルタミン酸ナトリウムなどの加工用調味料を中心に、食品メーカー様に提案をしていました。その後、当時設立したばかりのニュートリション事業部に異動し、それまでの「味」を作る原料とは大きく異なる、機能性原料(健康食品やサプリメントの原料)の国内・海外の営業担当となり、現在では、海外営業専任として、アジア圏を中心に営業活動を行っています。
最初に中四国支店で経験した営業活動が、今の自分に繋がっていると感じています。そこで学んだことは、当社の製品が持つ科学的な根拠やロジックを、どれだけ分かりやすくお客様に伝えられるかという点です。現在、担当しているニュートリション事業部でも、お客様に製品の背景や特長をしっかりと理解していただくことが非常に大切だと感じています。プレゼンテーションの技術や話の組み立て方など、営業活動の基本をしっかりと学んだ経験が今の業務に活かされていると実感しています。
正直なところ、入社当初は海外営業を希望していたわけではありません。ただ、学生時代から海外旅行が好きで、一人で気ままに海外に行くことが多かったので、いつか海外で働くことも面白いかもしれないな、という気持ちはずっと持ち続けていました。転機となったのは、ニュートリション事業部に異動したときです。このタイミングで海外ビジネスを担当できる機会があり、自身のキャリアアップのためにもまたとないチャンスであると感じ、担当を持たせてもらう事になりました。それがきっかけで、現在では海外営業を主業務として担当しています。
私が日常的に使っている英語は、中学校から高校レベルのベーシックな英語がメインです。会話の中で専門用語や独特の言い回しが出てくることもありますが、それさえ覚えてしまえばコミュニケーションはある程度問題なくこなせるようになると思います。もちろん、最初は多少の努力は必要ですが、実際に仕事を進める中で英語力は自然と身についていきますし、会社に学習サポートを提供してくれる体制が整っているので、現在英語力に自信がなくてもそんなに心配する必要はないです。一歩踏み出せば、自分が思ったよりもハードルは低いことに気づくと思います。
海外営業ならではのやりがいは、自分たちが手がけている製品が、世界中の人々の健康や幸せに貢献しているという実感を得られることです。私たちの製品は、日本で開発した技術や素材をもとに作られています。日本という小さなエリアで生まれたものが、世界という広大な舞台で評価されているのを目の当たりにできることは、海外営業ならではの魅力だと強く感じています。
国内営業と海外営業の基本的な仕事の流れは、実はとても似ています。お客様に対して提案を行い、フィードバックを受けて戦略を見直し、再度提案をする。この繰り返しが国内外問わず重要なプロセスです。もちろん、海外営業には言葉や文化の違いという壁もあり、思い通りにいかないこともあります。しかし、国内での経験をもとに築いた提案や戦略の組み立て方は、どんな国でも通じる部分が多いと実感しています。
私が今の仕事を通じて達成したいのは、世界中の人々の、「美しく健康に生きたい」という願いに貢献することです。当社は食品原料だけでなく、医薬品や化粧品の原料も手掛ける日本を代表する企業であり、私たちの製品は世界中の企業を通じて、多くの人々に届いています。その中で、私は海外営業として、今以上に多くの人々に当社の素材を届け、生活をより豊かにするお手伝いができるよう貢献したいと考えています。私たちの製品が世界中で役立ち、人々の幸せな生活を支えることを目指して、これからも日々努力を続けていきます。