研究部門の仕事には、「基盤研究」「製品開発」「生産技術」「アプリケーション」などがあります。いずれの場合も基礎的な実験、試作の繰り返しなど根気のいる業務です。
また研究室での研究だけでなく、営業部門と連携してお客様のご要望をあらためて聞きにいくことや生産現場に出向いて量産化が可能かを確認することも重要な役割の1つです。
試行錯誤が多く成果が出るまで時間がかかる場合もありますが、会社の将来を担う製品を開発しているということに自覚を持って日々の研究を行っています。
研究開発本部 フードサイエンス研究所
(現 ライフサイエンス研究所 土浦)
※所属は掲載当時の情報です
始業とともに朝礼を行います。週に1回はミーティングも行います。
共有事項等を確認したら、すぐに実験を始めます。
「味」や「おいしさ」について、同僚とお弁当を食べながら話しています。
午後は実験を再開。センター全体でのミーティングがある時もありますが、基本的には毎日、実験を行っています。
同じ研究をしている同僚とミーティングを行います。
主に進捗報告や課題の共有、発案等で意見交換をします。
実験結果のデータをまとめたり、集まったデータの解析を行ったりする時間です。
基本的には定時退社。ワークショップなどがある日は20時くらいになりますが、それでも残業は月平均で10~20時間程度。メリハリをつけて働ける環境です。
酵母エキス・アミノ酸事業部 研究開発グループ
※所属は掲載当時の情報です
1日の全体の行事、社員の勤怠状況(お休みなど)を確認し、上司から研究員への情報共有が行われます。その後、当日のタスク管理等を行い、実験をスタートします。
実験に時間のかかる試作については、朝のうちに仕込みをして反応をかけていきます。その後、メールなどのチェックをして、急ぎの仕事があれば対応し、何もなければ分析データの解析等を行います。
他の研究員の製品の評価会。「コク」「色味」「風味」などを言語化するのは難しいのですが、そこはプロとして厳密に判断します。
コンビニで話題になっているお弁当や新商品は、気になってつい買ってしまいます。それを後輩たちと感想を言い合いながら食べるのも楽しいです。
朝に仕掛けた試作が終わっているので、分析・評価の準備をします。その他にもメールチェックや書類作成などのデスクワークはこの時間で行います。その後、専門書などを読んで、次の分析計画を立てます。
今日の試作の結果を分析し、書類にまとめます。明日の試作に必要な他部署との調整も忘れずに。
書類整理などの残務を効率よく片付ければ、ほぼ18時までに帰ることができます。