
研究部門は、企業の未来を支える重要な役割を担っており、「基盤研究」「製品開発」「生産技術」「アプリケーション」など、多岐にわたる業務があります。いずれの分野においても、実験、試作を繰り返すことで、時間と根気を要する仕事です。
しかし、単なる研究室での実験にとどまらず、営業部門と連携し、直接お客様のニーズを把握することや、生産現場に足を運び、量産化の可能性を検討することも重要な役割です。私たちの仕事は、試行錯誤を繰り返し、成果が出るまで時間がかかることもありますが、将来を見据えた製品を開発し、世界の人々に新しい価値を提供することへの自覚をもって日々の研究を行っています。
研究開発本部 ライフサイエンス研究所 土浦
朝一番でメールをチェックし、すぐに対応が必要な案件がないか確認します。その後、前日に決めていたタスクを順番に進めていきます。
製品の機能性について動物細胞を使って評価を行います。評価系は論文を参考にしながら社内で構築したものを使います。製品にどのような効果があるのか、毎日新しい発見があり非常に刺激的な時間です。
基本的にはお弁当を持参して昼食を取りますが、本社から出張の方がいるときは、同じテーブルで食事をしながらお話しすることもあります。普段あまり関わらない部署の方とも積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。
営業担当者とオンラインでミーティングを行い、予定しているお客様への営業同行について打ち合わせをします。営業同行は、研究職として製品が健康にどう寄与するか、またそのメカニズムを説明し、それに対してお客様から直接フィードバックをいただける貴重な機会です。自分の研究が実際にお客様の役に立つことを実感できると共に、今後どのようなデータを取得したほうが良いのかヒントも得られます。
新製品の開発に向けて実験を行います。化合物の抽出や精製など、実際に手を動かして研究を進めます。地道な条件検討のため派手さはないですが、よりよい製法を確立し、商品化に向けた重要なプロセスです。
実験結果についてデータをまとめます。他のチームメンバーにも実験結果を共有し、結果の考察と今後の方針についてディスカッションします。自分とは別の視点からアドバイスがもらえるので、実験の確度が上がります。その後、翌日以降どのように研究を進めていくか、やるべきことを整理します。
実験が立て込んでいて残業することもありますが、基本的には定時退社です。オンとオフの切り替えを大事にしています。時々同期と夕飯を食べに行って情報交換することもあります。
パン資材事業部 研究開発グループ
朝一番でメールを確認し、すぐに対応が必要な案件がないか確認します。その後、前日に決めたタスクを順番に進めていきます。
新製品開発のための基礎研究を行ったり、実際にパンを作って試作品の効果を確認したりします。
同僚と一緒に食事をしたり、午後に備えてリフレッシュする時間を持つようにしています。
営業担当者とともにお客様のもとを訪問します。お客様の潜在的なニーズを探り、積極的に意見交換を行います。
お客様から頂いた課題や、メールでの依頼に対して回答を行い、必要に応じて社内の各部署に確認を取ります。また、課題に関連する論文や文献を調査することもあります。
子供が生まれたこともあり、業務は時間内にしっかり終わらせ、子供との大切な時間を過ごしています。